先日、とても心温まる映画を観てきました。
今日はサービスデーだし、映画でも観に行くか~と上映スケジュールを見て
見つけた映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」。
この映画のこと、全く知りませんでした。
ストーリーを読んで良さそうだと思い、こちらを鑑賞。
内容は、ひとりのコーダの成長日記。テーマは親子愛。特に母子愛かな?
コーダというのは耳が聞こえない、聞こえにくい親をもつ子どものことです。
少し前に「コーダ あいのうた」という洋画がありましたが、
それとはまたちょっと違った視点で描かれているような感じでした。
コーダの役は吉沢亮さんですが、両親役はろう者俳優さんだったので、
よりリアリティがありました。
映画の内容は、コーダである主人公、大の成長日記を見ているようでした。
小さい頃はお母さんの通訳をすることは当たり前の日常だったけど、
だんだん周りから「かわいそう」と見られてしまうことでお母さんが疎ましくなり、
家族から離れたくて東京に出て就職して…というお話。
坦々と話が進んでいって、決して大きな出来事がある訳でもなく、
最後も普通に終わる感じです。でも見入ってしまいます。
最後にお母さんの何気ないひと言で大が号泣するのですが、
ここで私の涙腺も緩み、そしてエンディングの曲で崩壊です(T_T)
歌は歌詞が英語ですが、エンドロールの横に日本語訳も出てきます。
その内容が「お元気ですか?」から始まる母から子への手紙の内容なんです。
そしてその歌詞からお母さんが子どもを想う気持ちがひしひしと伝わってきて。
私は子どもがいないので子どもへの愛情は想像しかできませんが、
母はきっと私のことをこう思ってくれてるんだろうな…なんて考えてしまったら
涙が止まらず…。
急いで映画館を出て、トイレに入って号泣してしまいました(;^_^A
コーダが主人公だけど、障害者も健常者も関係なく、
親が子を想う気持ちはみんな一緒なんだなと痛感しました。
うちの母も、私が幸せでいてくれればそれが嬉しい、とよく言っています。
もちろん幸せというのは、結婚などは関係ありません。
私が楽しそうにしていれば、それだけで嬉しいと言ってくれます。
でも私はいつも愚痴ばっかりで、生きててつまらない、とか
親に言ってはいけないようなことを最近言ってしまってばかり。
申し訳ないな、情けないな、と思うとまた泣けてきます…。
少しでも母を安心させられるように、もちろん自分の為にもですが、
楽しく生きなければ!と改めて思いました。
この映画、9/20公開のうえ、元々上映している映画館も少ないので、
今はもうやっていない所が多いかもしれません。
でもすごくオススメの映画です!
YouTubeにエンディング曲のMVがあるので、歌詞だけでも見てほしいです。
(映画タイトルで検索すると出てきます。)
このMV見ただけでもう泣けてしまいます…。
とても良い作品に出会えました☆彡
話題作だけじゃない!こういう出会いがあるから映画は好きです!
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